10年前のこの日、3月11日14時46分、宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生しました。この地震と津波による死者と行方不明者および負傷者は2万人を超え、戦後最大規模の地震でした。園長は、10年前の3月11日は、小学校の体育館で卒業式の練習をしていました。起立した卒業生が奇妙に左右に揺れ、変だなと思っている時にそれが地震だと気が付いて全員椅子の間に身を隠したことを昨日のように思い出されます。東北沿岸に津波がやってきたのは、1時間ほど後、サイレンが鳴り響く東北の町の中を津波が押し寄せて、次々と家や車を押し流していく様子がテレビで映し出されて津波の恐ろしさに身がすくんでしまいました。
園では、この日やこの日の近くに地震想定の避難訓練を実施しています。放送が鳴り、地震が来ることを伝えると、こども達は机の下やテーブル下に身を隠します。近くにそれらがなければこども達に毛布をかけます。しばらくして、全員遊戯室に集合しました。全員静かに、以上児さんは防災頭巾を頭につけて集合です。しっかり集合することができました。これからも、地震の避難訓練を続けていこうと思います。