山の村はずれに泥棒学校という変な学校がありました。泥棒学校の校長先生は、世にも名高い「くまさか とらえもん」校長先生です。校長先生は、「勉強に励んで一番悪い泥棒になるように」と生徒達に言って聞かせます。すると、生徒達はとっても元気な返事で、「はーい」「へーい」「ほーい」・・・と答えます。学校が終わると、校長先生は生徒達に宿題を与えます。その宿題とは・・・、明日までに何か泥棒をしてくることです。生徒達は校長先生の話を聞き終わると、とっても元気な返事で、「はーい」「へーい」「ほーい」「わかりやしたー」・・・と言って帰っていくのでした。翌日、生徒達がやってくると・・・さて、生徒たちは何を盗んできたのでしょうか・・・それから続く、可笑しくて楽しい泥棒学校のお話。続きは、お子さんから聞いていただければと思います。
子ども達の写真からうかがえると思いますが、お話の世界に素直に入っていき、身を乗り出して観ている様子や、少し怖いシーンでは、縮こまって観ているなど様々です。事前に、絵本を読み聞かせしているので、分かっているお話が人形劇ではどのように演じられるのか、興味津々だったと思います。子ども達と人形劇を楽しむ良い時間でした。